偏差値を上げやすい生徒と上げにくい生徒がいることを知っていますか?では一体どんな生徒が上げやすく、上げにくいのでしょうか。真面目にコツコツやる生徒?毎日自習に来る生徒?もちろんそんな生徒の普段の過ごし方や、勉強への姿勢でも大きく分かれますが、ほかに大きな要因があります。それは上がる前の偏差値の違いです。
例えば初めの偏差値が40の生徒と、50の生徒では同じ「偏差値を10上げる」でも、難易度は全然ちがいます。偏差値が40の生徒は基礎知識が足りていないことが多いので、基礎演習を毎日するだけでも、大幅に偏差値が上がることがあります。しかし偏差値が50の生徒がさらに10偏差値を上げようとすると、応用問題も解けるようにしなければいけません。これにはなかなか時間がかかります。応用問題は種類が多く、解き慣れていないとなかなか点数につながらないからです。

しかしもともとの偏差値が高くても偏差値を上げている生徒もいます。例えば木津第二中、3年のEさんという生徒は4月時点での英語の偏差値はすでに60を超えていましたが、8月の模試ではさらに10ほど偏差値を上げています。ほかの科目に関しても5以上偏差値が上がってる科目がいくつかあります。

今まで順調に偏差値が伸びてきた生徒の中には、ある程度伸びてきたから伸び悩んでいるという生徒もいるかもしれません。しかしEさんのように勉強を継続することで実力を伸ばし続けている生徒もいます。今は苦しい時期かもしれませんが、講師一同全力でサポートするので焦らず、頑張っていきましょう!